詩人:甘味亭 真朱麻呂
ほかではなかなか味わえないスリルをお望みなら
迷わずにこの僕を選べばいい スリルなら僕にまかせて
でもあくまでも選ぶのはあなただから
アピールは出来ても誰もその答に口出しできない
いきすぎたアピールは嫌われるだけさ
恋はいつもいつでも思い通りのペアをつくるとは限らない
だけど ライバルや障害があればあるほど燃える事もあるけど
よく恋の法規書を読んでおけ 頭の中に叩きこめ
きっと何の知識も持たずに恋をするよりはずっといいと思うぜ
結果だって雲泥の差だ
いつか恋をした誰かが放った言葉 何度も消そうとしたけど無駄に終わった
乱雑に干された今日を手にとったけど
まだ生乾きの悲しみだったから乾くまで干そうともう一度もとの場所に戻しとく
ぶつぶつ ニヤニヤ喜びとわびしさが脳味噌をかき乱す ぐるぐる
きれいな空ばかりばかのひとつ覚えで見上げてた僕だから
ちょっと汚い空を見上げるとすぐにイヤな顔 悪い癖だね
法規書なんてビリビリに破きたくなる
ルールで縛られたり定めれた不自由な恋ほどイヤなものはないと思うから
ときに破りたくなるの
ルールを無視してやさしさ忘れてたり
簡単なことなのになぜだか不思議に思うくらい簡単な事ほどできない自分が間違った歌をずっと正しいと勘違いして歌ってた
とびだした過ち
にじみ出た罰点マーク
取り返しつかなくなってから気づいたんだよ 気づかなかったほうが幸せだったなんてどこまで僕はおろかなんだろう
だだをこねていつまでもガキのふりをして不都合なことがありゃ嘘泣き
でもそんな僕にも光があった 君がいたから僕は今笑っていられるそうすべては君のお陰なんだ
時が経ちあの頃より大人とよべる僕をお世話してくれる役を買って出てくれた
頑張れば結果がついて来るって君の口癖もそれがわかった今では僕しか聞けない音色。