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詩人:morning star
目眩の時間(なか)で、薄れゆく意識の状態(とき)に、
身動きも縛られて、
未來に茫然と対峙している・・
のし掛かってくる業苦(さだめ)は、
鉄壁や煉瓦の如く、
力尽すも思う様粉砕けず
虚空の風のそよぐ音(ね)、耳朶に澄ませながら、天涯の先へ在る都(とき)だけ浮かべ一念(おもい)馳せ、
奔走る今生(いま)突き抜けた隼の羽根、駿馬の脚、
疾風(はやて)の瞬き、星屑の光線(ひかり)、永遠の詩(うた)。
繋げた生命(いのち)、輝ける日々(とき)、
歩きゆく私・・・変転わらない執念(けつい)