詩人:フィリップ
紺色と静寂に包まれた世界を僕は切り分けているナイフとフォークの両方には朝と夜がこびり付いていた夜風と朝風どっちでもいいけれどどっちが寒い?どっちが痛い?答えは、同じくらい、というそうだ明けない夜はないってことを明けない夜に考えていたんだ明けない朝はないってことも明けない朝に信じていたんだワイングラスの透明さでもって明けない世界をリライトしよう朝と夜その間の明けない時空に僕は多分恋をしている