詩人:旅人モドキ(左利き)
通用するか踏まえての以心伝心なのでどんぴしゃで届いたり無しのつぶてだったり他人か身内かは当てにならないと風の便りを書くおれにとって家族は港の先にいるって世紀の大発見を成し遂げるも面識も会える見通しもさっぱりで笑えないそして遠浅の海では熱帯魚みたいな船団が水面を泳ぎ七十一年の時を隔てても不運な結びつきで囚われてだけ