詩人:さらら
十年前かなしみの無い街
世界をアクセスしたと思った
天使のマイページの詩投稿では
短い数行の詩ばかりが投稿されていた
アクセスして想った
ここは かなしみを
時にでも無く伝え解放しようとする小さな世界だと
それは かなしみ
であっても
みんな本当その こころのカケラ
きらきらして
僕は被爆者の人たちの
かなしみを忘れること
出来るかもしれないと
あらゆる文化サイトを
アクセスしていた
大きな木の下で
青空とそれぞれの季節の風
ネットの向こう側
悲しみというより苦しみ発生した
リアルでは話せないこと伝えて
社会で取り上げられている
個人 個人の問題で在りながら
鬱(躁鬱含め)になる人の近くには
万年パワハラ
万年ヒステリーの人がいたりする
そしてそのパワハラ
ヒステリーの人が頑張り屋なため
そうなってしまっていることも
この事実から意識反らし
無視して突き進む面が社会に
存在していくなら
二次災害は発生するだろう
津波で浸かる建物
地震で壊れやすい建物
地震で猛煙だらけとなる街
それと変わり無く