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詩人:朧
僕は“君”を視てた
気付くと羽ばたく癖
自然にそうなる仕草
僕の指に伝わる感触
その揺らぐ愛しさは
艶やかな漆黒の色彩
まるで羽根の様だね
僕の全てを魅了する
黒く妖艶に舞う愛情
その汚れなき優しさ
憂いに靡かせる繊細
ふわり覗かせる顔に
心が高く舞い上がる
君を一途に想うから
いつまでも大事に…
その輝き、美しさが
永遠になるのならば
空を、風を、全てを
貴女へと身を捧げる
君が自在に操る翼は
黒く紡がれ僕を魅了
自由の羽根を広げて
描いた夢へと向おう
ただ一つを願うなら
僕の世界で唯愛しい
“君”をいつまでも
永久的に視ていたい
ずっとここにいて…
君だけを見つめている