詩人:まとりょ〜鹿
僕の飼い主のおじいちゃん。
時折僕の名前を間違えて居なくなったおばあちゃんの名前を呼んで
僕には理由が分からないけど、その時おじいちゃん悲しそう。
僕の飼い主のおじいちゃんは僕と同じ。
僕も、おじいちゃんも、ベランダが好き。
昔おじいちゃんと子供がここで駆けて回って遊んでたんだって。
最近おじいちゃん腰が痛いって言って、ベランダに出ないの。
日に日におじいちゃんはぼーっとする回数が増えたの。
僕にはおじいちゃんの気持ちが分からないけど、何となくおじいちゃんの側にずっと居たいの。