詩人:剛田奇作
乾布摩擦の時タバスコを一緒にすりこんで、バス会社と教鞭が怖くなくなると、人は終電の時、選挙管理委員並にいい気になるが、天気予報が当たらないと決まって嫁の作ったナポリタンが湿った折り紙なので、どうしたって残業手当が不規則なのを歌詞にする訳にはいかなかった。確かにギリシャではUFOキャッチャーの夢が、頻繁におにぎりの石膏で問題になったが、カナディアンジョークを武器にするNASA好きの猫の出版物が割引にならないのとでは関係なく、ピラミッドの継ぎ目が苦手な時代の百人一首は、どうしてジークフリートと姑の包容力で代弁不可能だったのだろう。