詩人:あやめ
わかってたよ
あなたは他の人も見てた
私は全部見ないふりをしてた
一緒にいればそれでいい
ただそれだけで幸せだった
はじめてのキス
ドキドキして
心臓が止まりそうだった
あの時、私は愛されてると思ったの
「あたしだけを見て」
そんなわがまま、言えたらよかったな
私は耐えられなくて逃げたの
自分が持っているあなたへの思いから
あなたの残像を追っていたのに
ホントは、私だけを見て欲しかったの
またキスをして抱きしめて欲しかった
でも、逃げちゃった
本音でぶつかるのがこわかったの
2009/07/12 (Sun)