詩人:善田 真琴
くもり空きみが陰って見えるのはぼくが湿気ているからだよね晴れた空にっこり笑みが溢れくる降れば降ったで苦笑うけど苔色のお気にの傘が差したくて土砂降りの中外に出てゆく濡らすなら濡れてもいいよ風邪を引くそんなひ弱な体じゃないしお天気は変えれないけど気持ちならどうにでもなるかかって来いやどんよりと淀んだ雲のその上は瞳閉じれば何時だって晴れ