詩人:巳年生まれ
ごくたまにあいつはさ
そんなときがあるのさ
太陽光線を浴びてても
冷たい風が顔をなでる
葉っぱが朝日に 照らされては赤いよね
まとまりもなくて
すべからくそれらしく 迫り来るそれを
受け入れる姿勢で
いつの間にか居なくなってんだ、君は
僕の前からも
いつの間にか居なくなってんだ、君は
ずっと前からもう
そうしてんだ
こうしてまた、別の君に出会える
その嬉しさも
こうしてまた、別の君とわかれる
その切なさも
一瞬のうちに来てしまうよ
でもあんまりうじうじ
してる場合じゃないや
だって、とっくにもう
炊き込み御飯が炊き上がって いるんだ
それはもう
それはもう…