詩人:悠月
大好きなのに と泣いてみせるカストールもポルクスも何も聞かずに流れていったすべてがもう 今さらのくせにまだ始まらない僕らの宴きれいな朝は悲劇のヒロインを照らすだろうか王子の真似した村人Aはやっぱり王子になれないままで始まらない僕らの宴料理はいつか冷めてしまう閉じこもったまま 控室扉をたたいたその手はどなた?