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詩人:望月敏彰
思い出の曲を聴いて なつかしさに浸る
進んでいった所有物と 相変わらずな僕
まるでそのときに戻ったみたいに 心がざわめくけれど
周りを見渡せばたしかに違う風景
失ったものより 得たものを
頭の中で 数えていく
たくさんの荷物は 小さい自分を大きく見せた
人には映らない 自己満足
無駄を削り落とし いまだ残るもの
大切なものに やっと気づいた
耳を澄まして 本音をさぐれ
答えはきっと そこにあるから
負けないように 準備を万全に
見切り発射は お手の物
感情のままに 好きを極める
親友の声が 常にある
過ごしてきた時間と これから過ごす時間
同じくらいの時間で 一発逆転を狙う
満足しない心を 動き続けて満たしていく
比べるのはもうやめな
結局は比べられないのだから
長ければ長いほど 比べる価値はなくなっていく
幸せという抽象的な概念
誰が証明できるだろう
耳を澄まして 本音をさぐれ
答えはきっと そこにあるから
大勢の人が経験していることを経験し
大勢の人が経験していないことを経験する
負け惜しみでも 信じ続けていく
楽は後回しにして やってきた苦労をつぶしていく
大きなリターンは 自分にしかわからない証明
他人の価値観には 惑わされない強さを持て
耳を澄まして 本音をさぐれ
答えはきっと そこにあるから