詩人:緋子
拒まれるばかりなんだ。そんなに私変かなあ変なんだろうなあ悲しいよ。私は人じゃないんだね。異物なんだ。いつもいつも海水に浮かぶプラスチックの破片みたいな。どうやっても、相容れないし相容れることは出来ない。目につくばかりで。はやく消えた方がいいって無言の制圧をかけられる心がバキバキと音を立てて壊れそうになるよだって私は異物だから。笑っても泣いてもみんなのいる場所には届かない