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[13721] YM

詩人:哀華

パパの背中が
恋しくて

大泣きをしながら
探し回った日を
覚えてる

大好きだったと
いう音が
言の葉に
ひっかかって
涙として
流れるならば

今だって伝わる
そんな気がして…

国道の光は
今日の顔には
少し眩しすぎて

死んでしまった
思い出を反復して

庭に咲いてた
悲しい色の
ヒマワリを
思い出すから

声も出さずに
下を向いて泣いてただけ

死んでしまった
思い出を反復して

やっぱり
時間と時間の間には

空白しかないと
知りました

大好きだったと
いう音が
言の葉に
ひっかかって
感情として
流れるならば

今でもそっと
伝わるかしら
聞こえてるなら


会いに来て
愛に来て

また背中に
触れたいんだ
どうか
どうか

お願いさ

2004/06/13 (Sun)
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