詩人:旅人モドキ(左利き)
たまには上を向いて歩こうきみと丘の上にある公園で 裸足のマスコットってなんだと語らうなかなか終わんない夏休みの宿題とやらも忘れはるか視線の向こうでは砂浜に パラソルがぽつんと立ち尽くす画もあったりして空色にトロピカルな柄の浴衣が踊ったりすぐには散らない花が咲いたりで 幻のプラネタリウムにて駆け落ちたねこれこそ成り行きに任せる展開って話だけどぎゅっと手をつなごうかってタイミングに 乗り遅れる引っ込み思案は無邪気になってそのついでに上を向いて歩こう