詩人:Ray
いつからだろう
『未来』が
闇と化したのは。
誰かが 隣に居る度
『幸せ』を願って
欲張って
しがみついて
放されて
孤独と寂しさに
心が傷んで
ついに『未来』は
光を 見失った。
幸せなんて
どこにも無いと
考えるようになって
人を信じる心も
失って
ただ
空っぽのロボットのように
毎日を
生きてきた。
だけど それでも
光を求める心は
そこに在って
幸せを見つけたいと
願う心も増して
信じる事を
忘れたくないと
もがくようになった。
『未来』は闇でも
まだ それでも
「暗闇」でもないから
一寸でも 光を求め
僕は きっと
また明日も歩いてく。
感情まで 見失った
ロボットには
なりたくないから。