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詩人:甘味亭 真朱麻呂
なんにもできない役立たずの人間だけど
どうしてってくらいに君が愛してるくれる
だから苦しいときにもめげず頑張れる
自分のことを大切に思ってくれる人がいてくれることはなんて素敵なんでしょう
生半可じゃないくらいに人生は悲しいことがあるからしょっちゅう涙ばかりで君に迷惑かけちゃうよ
僕は一双のボロ船波に乗って岸を目指してる
今にも沈みそうで
危ういけど
ちゃんと舵は握ってるから 君はただそこで祈ってて
船の無事を願ってて
いつものように
いつものように
いつものように
飾り気なんてひとつだって要らないから
ただ
いつものように
いつものように
いつものように
船の無事を祈ってて
できることなら
僕の無事も祈ってて
そしたら はじめて
船は動き出す
舵はこの気持ち次第で上がり下がりを繰り返すよ
ホント難しいよね
船 船 船 船
いざ 舵を取れ
どれどれ それ これ あれ
回すのさ 面舵いっぱい
南へ 北へ 東の大海へ
いつでも君とふたり
希望を目指して
光にむかって
南下してゆくよ
なにかしているよ
いつでも君といつも
船は進む
波をかき分け
どこどこまでも
君が願うのであらば
船は目指す
君が願う場所へ
どこどこまでも
航海の終わりが来るまで
日誌に『完』の文字を書き込むまで
この航海は続く
いついつまでも
この危うい旅は続く
時にゃ荒波にもまれながらも助け合うことのすばらしさを知る
そうやってなにかをなくせばかならずなにかがかえってくる事
この旅の中で学んだ
僕はもうただの泣き虫じゃない
強い泣き虫さ
人は君という舵を手にすれば誰もが船乗り
あらわれた地図を手に船出する航海士さ
君も僕も世界中の誰もが。