詩人:あいる
モルタル製のオルガンに
銀色の雨が張りついて彩
なんてイメージが
いきなり浮かんできて
また頭の中のあっちのほうとこっちのほうのイメージが点と点で繋がりあってく
こんなふうに
ショートムービーが頭に走ってそれを文章に書き起こすのがボクの言葉には多くて
エッセイなんて
書いたことないけど
詩のキッカケは
こーゆうのおもしろいと思ったのは
中学生のときに夢でイカした猫とビルの屋上からたくさんの人を見下ろして
その人々はみんな半透明で
胸にはコップ
形やサイズはバラバラで液体が溜まってる
感情の起伏であれが零れたら涙さ!
って夢が衝撃的で、まだ幼い感性や創造力が揺さぶられたのが1番始めかな
上を書きながら続くイメージは
雨上がりの森
葉っぱにも感情はあるのかな
溜まった雫がポトリ鍵盤を
いやオルガン全体を撫でるように叩いて響いた
オルガンも優しく泣けるといいな
なんて今、心が疲れてて気持ちがナイーブだからボクの思いでに気持ちにも引っ張られて詩が涙色になる
純粋に純粋に
詩は口下手な自己紹介とかTwitterみたいなものなのかなって今なら思えるんだ
ケータイパソコン、
音じゃなくて指先で繋がるボクらはどーしようもない見えない、もっとしっかりした何かで繋がる瞬間が確かにあるんだ
次があるかはわからないけど
指先と書いてなんて読もう?ボクらなりに読めたらいいななんて思うの
そう思うとやっぱり
ここの空気間が好き
指先の僕ら