|
詩人:morning star
メロウな優しい感情が心の懐かしい場所から溢れきて
何もかもすべてを包み込んでいく。
時とはいく度リニューアルを繰り返して、
新しい旅立ちを始動めさせてゆくのでしょうか・・
巡り会わせと同じ世紀(じだい)を歩き征く縁(こと)の不可思議さ・・・
遠い涯てで此の場所から離れてゆく刻には、なにを想えるのでしょうか。
瞬間先に囚われて、遥かな展望さえ忘れて、はっと足跡に起(た)ち観れば、あまり今生(じかん)も残されていない・・・
何の故に生誕まれ来たのかももう憶う思考(こと)もできやし無い・・・
メロウな優しい慕情が、心のいとおしい過去・現在・未来(じかん)から誕生まれきて、
なにもかもいっさいを包み込んでいく・・
私たちは一体どこから来て、一体どこへと征くのでしょうか・・・