詩人:快感じゃがー
繊細な音で、
崩れてくよ
緑の城
再生はいつも突然に。
ちいさな
現実味を携えて
どんなに強く
この手で
抱きしめても
きみは
誰にも奪えないものだ
そうだろう?
そして、
僕はまた
思い知るだけだ
それならば、
いっそ
「溶けてシマエヨ」
数えるほども無い
きみの声が
強く、
強く
響いてるね
赤の城
僕はただ、
想い馳せて
こんな日は
もう
今日だけでいいと
唄う
きみが苦しむ必要は無いから
きみが穢れる必要は無いから
其処で
枯れてく僕を
無言の侭
見ているがいいさ
2012/04/20 (Fri)