詩人:如月。
もし僕に風変わりな面が在ったとしても
お正月 お節料理の周り
集まって
歳時記サイクルを楽しんだ
そんな僕は普通の人
普通の暮らし
生活を望んでいて
お母さんには
なれなかったと哀しむ僕も時折いた
そして 健康体で在りながらその道を選択したわけでなく
お母さんにならなかった女性たちも居る
とことん愉快な感じで
エキセントリックばかりな文筆系かクリエーターで行けたなら
まだ楽だったのかな
楽なのかな
性別にとらわれたくないけど
人間だからか普通な人生にとても憧れる時が在る
それが出来ないならエキセントリックでなくても
何か発揮できたならいいとも想うけど
お節料理 作る お母さんの姿と重なる
忙しく楽しく
振り返れば
せつなさの様な
ラストスパーク寸前の
秋の彩りは
詩にするにも例えようもなく
季節、歳時記の
美しさ 切なさ 楽しさ
伝えている
もうすぐ師走なんだね
詩人の部屋は
雪降る季節
独特だったね
気付いていたかな
君は