詩人:中村真生子
絶え間なくけれど一粒一粒海に地に降り注ぐ雨。一粒一粒…。雲から離れて地上へ届くまでのわずかな時間。その間に雨粒も泣いたり笑ったり悩んだりするのだろう。その小さな一粒一粒が…。その小さな一粒一粒ゆえ…。