詩人:甘味亭 真朱麻呂
心をたまには開け放してみて
誰かにすべて頼ってみれば
休日平日関係なく肩に下ろした荷物も下ろせる
ONアンドON スイッチを切るなら今さ
ONアンドON スイッチは心の中にある
媚びへつらっている誰かの姿 まねをしてただ従うのはイヤだ
誰かに従うだけならロボットで間に合ってるだろ
ONアンドON 僕はいつも心を閉ざさない
OFFアンドOFF いつでも閉ざしている心
つむった瞳に映るのは変わらずずっとなにもない暗闇だけさ
孤独は変わらないさ
踏み出さなければ明日は今日と同じで退屈で陰気な日がめぐる どれだけ空が晴れていてもカーテンを閉めていたり心を閉ざしていたら晴れた空も意味をなくすね
待ったってむだなんだ
だから走ってゆくんだ
自分のふたつの両足で
ワンツーステップ行け
誰も心を閉ざすばかりじゃまともには生きれないから
きっといつか開け放つ日が来るさ
終わりを選ばない限りは途中下車はない
ONならOFF OFFならON
その使い分けが何より大事なの
片方だけに偏れば心はふさぐだけ
人はだめになっていくだけだから
少しでいい
君もその心の扉を開けてみて なんなら開けるまで目を閉じててもいい
君をもっと知りたいから
これからどれだけ時間かけても
余った残りの時間で君と笑ったり泣いたりしていれるなら
それ程幸せなことはもうこの世界にはないんだから
僕には君がすべて
仕事よりも自分のことよりも 君を好きになってしまった以上仕方ないよ
自分と同じ孤独な闇を抱えてる君に同じさみしさ感じた
僕はもう君しか見えない
僕はもう君のために心をOFFにはしない 僕だけが君をわかってあげられる
そう信じて扉を開けてくれる日を待つ 今日の僕も明日の僕も君が心の扉開けてくれる日まで待たない日はない。