詩人:カィ
ありがと。ぼくはこの部屋が好き。流れる空気が好き。心を言葉にすることも好き。現実は目が回りそうなくらい早く時間が過ぎるから時々ここへ逃げ込んでぼくの流れる時間をゆっくりに戻すんだ。するとね本当に大事なものが見えてくる気がするから。早いとぼくは焦って不安になって要らないもの全部抱えて生きていこうとするから。時々ここで言葉に変換してそっと秘密にふたをするどんなに離れても会えなくても忘れることない君への好きなんかを。