詩人:快感じゃがー
依然、
心に根を張る
孤独
どっしりと
構え
大きく口を開け
今まさに、
君さえも
呑み込んでしまおう
とか
画策しつつある
そんな孤独
じれったく
疎ましく
けれど
振り切れずに
ただ、泣いてみるのは
きっと
寄りかかっていたかった
だけなのかも
水を弾く
青白い肌と
染み込んでゆく
在りし日の憂いと
如何仕様も無い日の
心の静けさ
そして
ざわめき
ねえ
殺せなかったのは
ぼくのほうさ
多分、
後悔しているのも
ぼくのほうだ
あなたも
そうであったように
振り返るのが
怖いとゆう
それだけのことで
強がる横顔に
降り注ぐ
雨が
何故だか
明日を
見えづらくしている
ほら
浸かったまま
泳げない
淀んだ
瞳で
何を
切り裂こう?
見えない
空に
並べた星が
自虐気味な
性分を
じわじわと
攻めてゆく
さあ
平伏して
泣いて
其処で
愛を問うてよ
後悔するのは
多分、
ぼくのほうだから