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詩人:どるとる
赤い自転車乗って
花屋の角 曲がって
ポストに新聞届き始まる朝
路地裏の猫が目覚めて
僕は寝ぼけ眼で二階から降りてきて
まず顔洗って
熱い珈琲飲むんだ
ブラックで
ハムエッグとトーストにバターのっけて
まだ少しぼんやりしたまま 気づけば食べ終わっていた
面倒だから 食器洗うのはあとにして 庭の植木鉢に水をやる
僕の一週間はとても規則正しいリズム
どこにでもある朝だけどとても素敵な朝
休みの日には
朝早く出かけてく
散歩するため
赤い自転車乗って
心は雲に乗って
気分は晴れ渡って
空も晴れ渡って
今日はなんだか
いいことありそうな気がして 微笑んだらもう8時過ぎ
寝坊助の僕ん家の犬も散歩から帰れば
元気にお帰りって吠えるよ
それが僕の日常の風景
なんてことはないけどなんだかいいだろう?
それはくたばるまで日々繰り返される
不滅のエピソード
エブリデイモーニング
エブリデイモーニング
エブリデイモーニング…
そしてまた僕は
赤い自転車乗って
動き出した時間に
風景の一部になる
自由の翼で 空を飛ぶ。