詩人:ユズル
不思議でしたあれはとても美しく見えたのに手にした瞬間汚れてしまう散らばったがらくたを拾い集め抱いて天を仰ぎ見る瞳には空の青さは映らない 悲しいことに握り返してくれる手に意味が見出せないまま不思議でしたそれはとても美しく見えたのに不安は増えていくばかり