詩人:どるとる
生きていくことは
ただ働いて 飯を食って 風呂に入って
また働いて また飯食って また風呂に入って それだけで本当それだけで大変なんだ
繰り返してゆく中で学ぶこと たくさんあるけど 時々 死にたくなるよ
たいそうなことかもしれないけれど
恵まれてるのにって言われてしまうかもしれないけれど
生きていくことは
ただやることだけ
やっていればいいなんて簡単なことじゃないから
今日、何回 笑えたかな
今日、何回 死のうとしたのかな
笑った記憶と
死を思った記憶が
絡み合って
笑顔の数より
涙の数が
多いのは
強がって
泣けず
愛想笑いしていたからだよ
泣きたくても
死にたくても
生きていく僕らは
えらくもないけど
当たり前だけど
でもたまには
優しい言葉
かけてほしいのさ
笑っていたいよ
泣きたくなんかないよ
だからこそ 苦しいこと乗り越えてまた空が晴れたら いいことあるって今を駆け抜ける風になって
僕は生きていく
生きていくことは
面倒なことを
背負い込むことだ
嫌なことなら
腐るほどあるけど
たまには
いいこともあるから
たまに心にのぞく青空のために 僕は生きてる
今日も辛くても
明日はきっと晴れる
そんなささやかな
勇気を振り絞って
踏み出す明日に
希望はなくても
きっと何度だって
きっと何度だって
僕は僕を励まして
いつも前を向いて
強く強く生きていけるって 思ってるから
どんなに強い雨にうたれても しなりながらも 耐えつづける
一枚の葉のように
僕も 時には弱音吐いたり 死にたい気持ちにかられても 昨日の青空思い出して
どんなに強い陽射しに 焼かれても 元気に笑ってる 少年のように いつも心に大きな太陽を描いて 悲しくても辛くても
今を乗り越える勇気を 持って どんなことがあったって
明日も生きるんだって 空に向かってすくすく育つ 一輪の花のように。