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詩人:放射能
「雪は
何処から
落ちてくるの?」
「それはね
雪は
雲が少しずつ
落ちて
いってるんだよ」
「じゃあ雨は?」
「雲はね
ワタみたいに
空気中の
水分を取り込んで
重くなったら
落ちてきちゃうから
自分でしぼって
雨として
降らすんだ」
子供として
こんな答えを希望した
理科で
知りたくなかった
事を知って
僕の夢見るは
終わったよ
大事なのは想像だった
それを笑う
理科と
学校のみんなが
嫌いです
ひとりぼっちの想像は
必要ないんだね
お花を置いて下さい
僕の席に
誰も座らないように