詩人:清彦
ありったけの金を注ぎ込んで
何か夢を買ってみたい
ムカつく奴をぶっ飛ばして
道の真ん中を堂々と歩きたい
何かの拍子に
リズムを合わせて
ジャンプすれば
飛べそうだよ
いつまでも
転んだままじゃいられない
こないだ夢にまた
あの娘が現れたけど
その日 遂にフってやったよ
起きた時生まれ変わったようだった
人間は呑気な生き物なんだ
不幸のひとつやふたつ
笑い飛ばしてやる
恥なんて晒した者勝ちさ
人生の経験値はいろいろあって
自己嫌悪と葛藤なんか
いつかどうでもよくなるよ
何かの拍子に
リズムを合わせて
ジャンプすれば
飛べそうだよ
いつまでも
転んだままじゃいられない
寝転んだまま見上げた空が
暖かそうで憧れた
こっちおいでって
手招きしてる
転んだままじゃいられない