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詩人:チェシャ猫
いつの日かボクら
少し大人になって
ボクの身長もやっと
キミに追いつきそうだよ
はだしでかけた季節と砂浜も
少しだけ色あせてきたカナ??
二人で拾い集めた貝殻も
少し欠けてしまったカナ??
キミと離れてからもう一年
新しい学校にも慣れてきたけれど
ズルイよ・・・キミがいない・・・
少しだけ大人になって僕達は
涙をこらえて別れを告げた
涙を流さなかったせいカナ??
流れなかったキミへの想ひが
今でもまだイタくて。。。
午前九時の駅のホーム
二人そっと小指をつないで
あてのない約束交わした
今この窓のずっと向こうで・・・
キミもこの青を見ているのなら・・・
今キミもあの街で・・・
ボクの事を想っているなら・・・
少しだけまた強くなろう
少しだけまた大人になろう
あの駅のホームにおいてきた約束
いつか拾いに行くために・・・