詩人:柚
夢を見たんだテレビを見る夢出演者はみんな知っている人僕はそれをかじりつくように見ながらその中にいるかのように思って笑ってた起きたらさ僕は泣いてたんだ笑ってたけどやっぱり気付いたんだよそこにいる気がしても僕はテレビを見る人で本当はその中に入れていないのさただ見ているだけなのさそして憧れたんだ気付きたくなかった僕にとってそれほど悪夢で一番良かった夢なものは今までなかった