詩人:高級スプーン
やるか
やらないか
確かに選択権は
僕にあるけど
採点するのは
あの人で
経過をどうしたかで
結果をどうするかを
決められるのは
分かりきった事で
僕は
僕の希望を
チェックされた未来が
返されるのを待つだけ
結局
造られたレールの上を
歩くしかなくて
脱線した時にはもう
誰も手を
振ってくれはしない
白紙で出す
勇気もなかったし
言う通りに生きてきた
遠回しな反発を
繰り返しながら
やるか
やらないか
宿題を前にして
頭を抱えた
あの頃から変わらない
結果より大事なものは?
未だ答えられずに
2004/08/27 (Fri)