詩人:ユースケ
君の匂いに誘われて
君の近くにやってきた
小さな僕は見上げてる
大きな君は気付かない
きりぎりすに負けないように
汗水垂らして精一杯
長い冬に負けないように
やれることをやるだけさ
君が向こうから歩いてくる
僕は君に一直線です
だけど君は僕に見向きもしないから
踏み潰されてしまいそうだ
靴の裏にでもひっつきたいから
今決死のダイビング
君がもしあり地獄でも
僕は近くに来るだろう
バカな僕は迷わない
だけど気持ちは届かない
どんなことが起ころうと
歩く足は止まらない
どんなに遠く離れても
一歩ずつ縮めてやる
君の渦に引き込まれて
僕は君から逃げられない
だけど僕なんかでも食べてくれるのなら
喜んで飛び込むさ
君と一緒になりたいその一心で
今決死のダイビング