詩人:甘味亭 真朱麻呂
どんなに遠く離れても
僕らは巡り会える
二人はお互いに愛し合って心から通じ合っているから
悲しくないといったら嘘になるけれど
悲しささえ乗り越える強さをあなたがくれたから
僕らは冬の旅人
寒さを越えて
孤独な心あたためあって
許されるなら
また君ともう一度会いたいな
あの笑顔をもう一度見たいな
でもあなたはもう空に旅立ったまま帰ってこない
まだどこかへ旅をしてるの
旅の途中なの
新たな旅へ旅立ったのね
帰ってこないことぐらいわかっているの
それでも
私は泣かない
泣かないわ
あなたにもらった強さがまだ残ってるから
笑えるの
笑えるの
笑えるの…。