詩人:どるとる
生きていくということは案外難しいもので 時おり大事なはずの命さえ投げ出してしまいたくなる
あなたの涙がわかるから 僕はあなたを責められない
あなたの頑張り見てるから 僕はあなたの失敗を責められない
あなたも僕も誰も
みんな それぞれ
泣いたり 笑ったり
様々な出来事に苦労しているのにそれを簡単にああだこうだ言えないんだ
深い闇に閉ざされて
一抹の光も差し込まない そんな夜があるなら 瞳を閉じて 夢の中へ沈もう
あなたの頑張りやあなたの涙 あなたの笑顔 その全てがあなたという人を輝かせてるから
無理だけは しないでだめだと思ったときは 逃げても構わないから 生きることをそんなに難しくしてる常識や取り決められたルールに そんなにこだわらないで あなたはあなたのやれるところまで頑張ればいい 無理してまでいいことなんてないさ
だから 瞳を閉じて 傍にある愛や優しさに身をゆだねよう
自分を守れるのは最後は自分しかいないから 無理をしてまで頑張ることはないから
身体に気をつけて
どうか どうか
ずっと あなたらしい輝く笑顔をみんなに見せて そして僕にあなたの声を聞かせてよ
あなたが泣いていたら僕も悲しくて
あなたが笑えば僕も嬉しくて
それもそのはずさ
僕らの心は繋がってるから
強い絆で
生きてゆくことを投げ出してしまいたくなったら 僕の顔を思い出して もし良かったら 恋人という間柄にさせてください
どんなときでも僕だけはあなたの傍にずっといるから その胸に隠した 悲しみも笑顔の裏に秘めた 涙も全て教えて
二人で夜明けへと一緒に歩いて行けたら
きっと 幸せなんて
星のように降り注ぐ
きっと 幸せなんて
花のように咲き誇る
そして閉じていた瞳を そっと静かに開けば誰より 愛しいあなたが僕の瞳に映り
そしてあなたの瞳にこの僕が映り 二人はその時はじめて寂しさから解き放たれる。