詩人:ユズル
朝と夜の間とか
夢を見た日の太陽とか
月が大きく丸く赤いとき
いつだって
永遠に続く季節を探してた
素直をはきちがえた
気がついたらピエロの笑顔
難しいことに変わりはない
あたたかい熱を求めて
なまぬるい季節を泳いでた
夢が 僕に 手を振って
さよならと 言っているみたいだけど
まだ 行かないで なんて
言えないか
さすがにわかってきたこともあるんだ
わからないことばかりなんだけど
きっとそれがいい いいんだ
きらきら降り注ぐ光なんて なくても
夢が 僕を 振り返って
励ますように 笑うから
きっと 難しいこの世界は
優しいんだ