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詩人:どるとる
膨大な情報に 僕らはいいように泳がされて
簡単に人を疑ったり
簡単に人をさげすんだり
そんな世の中にも咲いている優しさやぬくもりの花を僕は知っている
他人よりもためらいもしないで自分を優先するような 冷めた世の中に 希望を抱いている人もいるから せめてその人の心を傷つけないように 僕は誰にでも優しく そしてあたたかい眼差しを持って 向き合いたいよ
旅の途中こんなご時世に僕の居場所はありますか?誰もが心から笑えるような開け放された時間はあるかい?
今日も1日が 静かに いつものように終わってゆく またひとつ何かを失って またひとつ何かを得て
ひとりにひとつずつ与えられた人生の中の1日を重いか軽いかたかが1日かされど1日か感じるのはその人次第だけど どんな1日だってけっして無駄になることなんてないから
流した涙も浮かべた笑顔も いつまでも忘れなければ いつか鮮やかな 思い出に変わるから 今はただ
今を生きることに一生懸命になろうか
目の前も うまく 見えていないような 右も左もわからないような 不安だらけの毎日だけど 生きることが僕にできる最後の大仕事だって思うから
日々繰り返される瞬間のひとつひとつを見逃さないようにすることは無理でも 今日という1日を 大切にすることはできるから 悲しくたって 切なくたって さびしくたって あなたの思うように生きることがいちばん正しい生き方だから 誰もが本当は誰かが知ったように吐き捨てる 想像だけの自分以上の 辛さの中で頑張ってる
他人になんかわからないさ 自分の頑張りなんて だから 自分の頑張りを誰より認められるのは自分しかいないのさ
上手に生きようとしたり 失敗おそれるあまり慎重になりすぎたりすれば
楽しい時間も
笑えないよ
だから肩の力ぬいてなるべく笑っていようね
多分 今日頑張れたら明日も頑張れるから。