詩人:甘味亭 真朱麻呂
流れゆく時間をただ繰り返すだけで僕らは死んでいくんだね
いくつものお手本がいつか来る死の時を告げているよね
嗚呼 淋しくて嫌がっても仕方ないからなお悲しくて
僕は狂ってしまいたい
それまで痛み何も感じずにいたい
そんな悲しい願いまでするほど世界は氷のように冷たい
社会は氷河期のようさ
凍り付いた心
皆の心が冷たくなるのもなんだかわかる気がするけど
自分だけはとうなずくのさ
こんな氷河期のなかで
冷たい風に吹かれながら 髪を右に左になびかせて
今 スタート地点に立つ僕は笑う。