詩人:旅人モドキ(左利き)
はくはんって読むんだろうかと白飯とむきあう心がつぶやくにわか雨に見舞われながらも急ぎ足で祭り会場に乗りこむちょうど出番を迎えたばかりの人気者の背後へ回ってみるきっと哀しみの帆を揚げるなら桃花から牡丹までの豊富な音色が咲きほころぶちゃっかり去り際に集合写真を撮影するも正体は明かさずひょっとするとトンビがタカをうむって気づくのはタマゴやヒナより先の段階かもって思いを持つ