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詩人:どるとる
労働者(サラリーマン)は毎日毎日大変なんだ
今日も明日も大人の事情に追われてる
時には理不尽な世の中にしてやられて
矛盾に気づいても何も言えなかったりする
1日1日をのりきるだけでも大変なんだ
愛想笑いに お世辞をばらまいて 機嫌をとって 精神的にも疲れ果ててよしんばいいことがあって笑ってみてもなんだかぎこちなくてむなしいのさ
いいことなんかないに等しい1日の中で思うことは
何もない退屈な1日ほど幸せなことはない 最近そう思う
無理に大人になろうとして 飲めない酒を飲んでみたり 吸えないタバコを吸ってみたりばかばかしいからおやめなさい
子供のままで いいってこともある 大人になろうとするより大切なことがある
それは大人になろうとしてなるよりも大切なことさ
それはそれは
人としての心や優しさをなくさないようにすることだ
変わらなくていい
変わらなくていいんだ
僕は僕らしく
ずっと二十歳を過ぎても ばかなくらいがちょうどいい
いろいろ文句も言われるけど 刃向かえるなら 苦労はしないね
鏡に向かって自分に言うよ 今日もおつかれさま
おまえは誰かが言うよりも そんなにわるい大人じゃないさ
歌でも歌って忘れてしまえばいいさ
涙は空へ流して
忘れたふり
忘れたふり
それでいい
いつまでも
いつまでも
大人になれない僕へ
いつまでも
いつまでも
子供のままでいいさ
大事なことはいつだって昔から変わらないはずなんだ
それは人の迷惑にならないような大人になること
気弱だっていい
ばかだっていい
不器用だっていい
大事なのはいつもいつでも大人じゃなく人間らしい自分でいること
心や優しさ忘れたら
あたたかい何か落としてしまったら
それはそれは悲しいから たとえ大人になんてなれなくたって
心まで子供だって
人間ならばそれでいい
そんな風に思う僕だ。