詩人:まとりょ〜鹿
関節・筋肉・髄
酷使しようとも
目・肩・脳味噌
重くなろうとも
思考や行動から
脳が拒否しても
私の下腹部から
熱が止まない。
熱く熱くそして
下から上へと…
この生殖器官は
絶えず生く事を
止まないだろう
知性や品性無い
愚かな身体だと
嘲り受けるのか
けれども子宮は
感受してく事を
止めない。そう
私はおんなと言う生物だからだ
おんなと言う生を
受け入れ生涯共に
おんなである事に
恥じらい劣等感を
感ずる事は無い。
ただただこの性を
受け入れるだけ。
わたしはおんな。
ただ普通におんな
されどもおんな。