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詩人:甘味亭 真朱麻呂
さようなら はじめまして お辞儀で始まり終わったストーリー
出逢いには別れは付き物と昔からいうだろ
出逢う前からわかってたよ
この日が来ること
その一部始終をムネの中で見ていたのは僕だけだから
誰かにこの悲しみの置き場を訊いてもわからない
だから涙もとまらない
とめられやしないんだな
今 あふれ出した愛が僕を隙間もなく包み込んで
めぐる明日より大切な未来をくれるさ
くり返す日々の中できっと僕ら昨日よりつよくつよく行けるはずさ
どんな昨日よりもつよい自分で今 とびらを開くよ
君と出逢ったあの小高い丘ではじめてのキスしたようにずっと忘れられない
忘れたくない記憶として残るんだ
生まれてはじめてキスしたあの日のこと
いつまでもいつまでも心には残るでしょう
何歳になってもしわくちゃになってもね
なににも負けない
あのドキドキ
そして甘くやわらかな君の唇の感触忘れない
僕は忘れない
サヨナラした時でさえふと思い出したくらいさ
おかげで本気で君を好きになってしまった
君が僕の心ににくいくらい残した置きみやげ
僕にはこんな物
君が居ないんじゃただのゴミと同じさ
ファーストキスをご返却願います
本気で愛す気もないのに…なんて悪いひと。