詩人:morning star
安息の大地(ち)を失くした小宇宙(せかい)で思念(なに)を憶うの、どこへならば身を寄せれる・・恐怖い万象(こと)ばっかり、足を竦ませそうな未来(こと)だらけ…瞼(め)を綴じて眠りたい、時間を消失して終りたい…心の呟きは大きくなっても、現実と云う名の鉄鎖(くさり)はがんじがらめになっていて、私を離さないと謂うのに…安息の大地(ち)を生誕みだし、魂の故郷迄も帰郷ろう。奥底に胸奥に宿す小宇宙(じかん)で、今世の最果て迄もたゆたうの・・・