詩人:里雨夜
諦めることに
折れることに
少し慣れてはきたけど
覚悟を決めるには
まだ若くて
二の足を踏んでしまう
だって
自分にはまだ将来があって
自由に選べる将来があって
そのために
現在(いま)を頑張ってて
6年費やして
その間親の脛かじっていくんだ
だから
君との未来をまだ決断できない
君が言うようにシンプルだ
選択肢は
だけど
シンプルだからこそ難しいんだ
自由だからこそ
見えないものも多くて
見えないものに限って
重要な現実(ピース)で
決断を先送りしてしまう
だって
恋愛は未来(ゆめ)で語れても
結婚は現実を見なきゃいけない
結婚はしたいし
できれば君とがいいけど
本当にいいのか?と
聞き返す声が大きく強い
まだ子供で
譲れないこと
諦めたくないことがあって
君が好きだから
君との未来を後悔したくない
だから
たくさん君の将来を聴かせて
たくさん僕の将来を聴いてほしい
そして
もう少し大人になるのを
待っていてください