詩人:遥 カズナ
嫁が嫁が息子の手を引いて保育園から歩いて帰ってくる2LDKの二階のアパートのバルコニーからよちよち歩きの息子の手を引く嫁が途中で抱っこされたいのか泣き出して座り込む息子をしゃがんで宥めながら役場の前を通り過ぎ私のもとへと帰ってくる様子が何年経とうが今も私を奮い立たせている