詩人:甘味亭 真朱麻呂
やさしい人
怒りっぽい人
気が短い人
のろまな人
たくさんの人の中でうずもれた僕もだだの人です
なんの変哲もない人間という名の生物です
だから間違った自分も時に許してしまう
それは単に人間ゆえ
だだの人間ゆえ
だから単純明快に生きてしまう
僕ら人間はどん欲でいてそれでもとても簡単で難しい頭をもつ生き物なのさ
いつも いつも
やさしい人ばかりに囲まれているわけじゃない
でもつよくとばす
つよく生きるんだ
僕の威信にかけて
僕の誇りにかけて
いつも いつも
光の先をめざして。