詩人：absorb

lyrics & music : absorb(halyosy)


僕達が忘れ　残していった夕暮れ
河原の淡い笑い声も
晴れた雲間から　流れ落ちた虹も夢も
大切な宝物

君はいつもの歌うたって
僕は戸惑う指でピアノを弾いた
あいつは茶化して二人を笑う

壊れるはずのなかった時間

愛しさと
いつの日からか赤らむ胸の
刹那さに怯えながら
涙で君の笑顔が見えないけれど
僕は此処で想うから

水しぶき　掌で受けては
揺れる髪と　薄紅い頬も
戯れた田圃も　沼で見つけた蛙も
みんな僕達の宝物
　
幾重もの衣纏い君は
あいつを見つめ指を絡めて笑う
僕はどんな顔して語ればいいの？

三人の日々が僕だけを裂く‥‥

咲き乱れる花と
人の祝福を浴びて
白く
風に吹かれながら
涙が君の笑顔を美しく濡らして
僕は其処にうつるかな？
　　
「愛」なんて
いつの日からか片付けられず
二人の影に怯えていた
今もあの頃も全て抱き寄せて
歩んで行けるなら　
　
閉ざした光の中で
　
僕は此処で想うから