詩人:伊藤 早紀
人間は欲の塊いっぺん、「最高」を知ってしまうともっと もっと と「次」が欲しくなりもっと もっと と 我が止まらないそんなのには興味がなくてわたしはこの今の「最高」を心いっぱいで感じていたいもう二度とない今をわがままに生きるか嬉しくて涙の出る思いで過ごすか私は後者だと思う後者でありたいと思うもう戻らない過去を悔やんで期待いっぱいの今日や明日を 潰したりはしたくないんだ